弘長3年(1263年)~ 嘉暦3年(1328年)鎌倉時代の歌人。父は藤原為家。母は「十六夜日記」の作者・阿仏尼。歌道・冷泉派の祖。
為家の没後、所領であった播磨国(現・兵庫県)細川荘の相続問題で、兄である二条為氏と争います。訴訟には為相の母・阿仏尼が積極的に介入し、その結果、勝訴となります。
歌風は二条派や京極派と比べて目立つような部分はなく、また二条派のような際立った繁栄もすることはなかったようですが、一番長く続き江戸時代には徳川家康からの支援も受けていたようです。
冷泉家は室町時代に「上冷泉家」と「下冷泉家」とに分かれます。両家とも現在まで続く名家ですが、一般に「冷泉家」というと「上冷泉家」のことを指すようです。
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